たまプラーザテラス 15周年
TOKYU
2024
たまプラーザ テラスの15周年を記念する、シンボルマークとステートメント。たまプラーザテラスが育んできた時間をたたえるため、ほっとする感触とこれからへの期待を込めて制作した。
施設の周年記念において祝うべき対象とは何か。その中でシンボルマークはどんな役割を果たすのか。
まちはそこで時間を過ごすひとによって形作られる。まちの周年を祝う時、そのことを置き去りにしていないだろうか。たまプラーザテラスが作ってきた15年は、そこで働く人、住む人、遊ぶ人の営みの15年だ。まちの居心地の良さは、一朝一夕で作られるものではない。今回のプロジェクトでは、一方的なメッセージを伝えることではなく、まちの人が自分ごととして捉えられるためにはどうすべきかを考えた。
たまプラーザテラスは、働く人々の環境をより良くするための取り組みとして、店舗が独自の休暇を判断できるようにする、フレックス休暇制度を取り入れている。名前は「おみせの休日」。バウムはネーミング、キービジュアルをはじめとするコミュニケーションの作成を担当した。
その時から一貫して感じていたのは、たまプラーザテラスが人にとってより良くあろうとする姿勢。「お客様」至上主義の考え方では、働く人の幸福は無視されてしまう。そうではなく、働く人や憩う人、たまプラーザで過ごすすべての人の幸福まで視野をひろげて運営を行う。その想いがそのまま、人の営みを祝うというコンセプトにつながった。
シンボルマークで目指したのは、見た人がこの15周年の主役は自分達であると感じられること。働く人、住む人、遊ぶ人。15年を形作ってきた人たちを表現した。複数の種類を展開し、場所によって表情を変える。ここで続いてきた豊かな営みを祝うロゴだ。
コピーには「いっしょに、てらす」と添えた。このまちが憩いの場であること、それがこれからも続いていく期待感を言葉に込めた。
■たまプラーザテラス15周年記念サイト
https://www.tamaplaza-terrace.com/15th-anniversary/
随時ご相談を受け付けております。
「まだプロジェクト化していないけれど、まず考えを聞いてほしい」
「ざっくりと金額を知りたい」「こんなことはできますか?」など、
現在のフェーズや状況を問わず、お気軽にご連絡ください。
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「まだプロジェクト化していないけれど、まず考えを聞いてほしい」「ざっくりと金額を知りたい」「こんなことはできますか?」など、現在のフェーズや状況を問わず、お気軽にご連絡ください。